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海山町住民投票のこと

この前飯田哲也さんがどわすれしはった 海山町のことです。
非核ネットワーク通信とは、ちょっとご縁ができてしまったので、またあとで。(実は載ってしまったのです)

非核ネットワーク通信 第78号 2002.1
http://www.geocities.jp/hikaku_net/nfz/hnn/tsushin78.html#Anchor-36876
海山町住民投票、「原発誘致反対」票が圧勝
玉置 保(紀北地区平和環境労組会議・議長)

 三重県北牟婁郡海山町(みやまちょう)は、紀伊半島の南部(紀州地方)に位置する地名のとおり海と山に囲まれた人口1万人たらずの町です。この町に原発誘致の話が出てきたのは、40年近く前でした。1963年に中部電力が発表した県南部の原発計画の候補地に、芦浜(南島町と紀勢町)、と並び海山町の大白浜(おおじろはま)の名があがったことに始まります。当時は漁業が町の中心であり、海を守ろうと多くの漁民が立ち上がり、原発誘致の話は消えたかに思われました。
 しかし、2~3年前から、商工会の一部と豊かな海山をつくる会が、原発誘致の賛同署名を集めはじめました。かなり強引な集め方をし、署名者数は有権者の64%に達しました。それをもとに、2001年2月に、町議会へ原発誘致の請願を提出し、原発誘致の問題が再び表面化してきました。
 この動きに対して、当時、原発誘致に反対する組織として、紀北地区平和環境労組会議、脱原発みやま、原発反対海山町民の会、SOS運動みやまグループの4団体があり、海山町民の会が誘致に反対する請願を提出しました。議会では、賛成・反対の請願審査の結論が出せず、最終的には請願審査を住民投票にゆだねました。議会では推進派が多数であり、町長自身も推進派です。この背景には、64%という署名の多さから、一気に決着をつけようとする推進派の意向が強く表れていました。
目先の損得に惑わされなかった町民
 今回の住民投票の問題点は、推進派が仕掛けた投票であるということと、電力会社が正式な計画発表や立地活動をする前に、自治体が原発誘致の是非を問うことにあります。投票日が11月18日と決まった後は、住民投票勝利に向けての具体的なとりくみを始めました。64%の署名の勢いもあり、反対の声が出しにくい状況からのスタートではありましたが、まず、地元の林業家たちが反対の表明を出しました。
 その後、反対の声は、漁業者にも広がり、白浦漁業青年部、いらんわ原発海山漁業者有志の会、島勝漁業者有志の会の3団体が結成され反対運動が7団体になりました。さらにいくつかの有志の会や個人がこの反対運動に賛同を示しました。
 一方、推進派は地域の活性化(施設・設備の充実、雇用の確保、交付金など)の他に、根拠のない一人何百万円という協力金の話を持ち出し、賛成派の確保に努めました。
 反対派は、それぞれの団体が連携しながら、大規模な講演会、ミニ集会、戸別訪問などで原発の危険性、真の地域の活性化にはならないことなどを訴えました。また、原発反対のメッセージハンカチのとりくみには特に女性が中心となってくれました。その後、紀北医師会(尾鷲市・北牟婁郡)なども反対の声明文を出すなど、海山町の近隣の市町でも反対の声が上がりはじめた。さらに、11月7日には浜岡原発1号機の配管破断事故が起こり、このことも反対運動の追い風になりました。
 結果は、反対5215票、賛成2512票(投票率88.64%)という圧倒的勝利となりました。海山町民が目先の損得に惑わされず、一人ひとりが自分の生き方の問題として捉え、良識ある判断をした結果であると思います。これで海山町議会は、原発誘致反対の方向で進みます。全国からの暖かいご声援、ご支援ありがとうございました。

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